「駅と停留所って、どんな違いがあるの?」
停留所とは、バスだけの言葉ではありません。
鉄道にも停留所があるんですね。
では、駅と停留所との違いは一体どこに?
さっそく、見ていきたいと思います。
鉄道の停留所とは、一体どんな場所なのか?
そこが見所になってきます。
- 駅と停留所!違いはコチラ
- 停留所!それは乗降だけの駅
- 停留所と停車場!その違いは?
といった話題で、お話します。
駅と停留所!違いはコチラ
駅と停留所との違い。
まず駅は、乗客や貨物の出入り口ですね。
対して停留所とは、出発信号機のない駅のことです。
では、出発信号機とは・・・?
駅と停留所の違い!出発信号機とは?
駅と停留所との違いのポイント、出発信号機。
この出発信号機とは、列車の運転士が見る信号機です。
車両を発車して良いか、確認する信号機なんですね。
出発信号機が赤ならば、車両を発車させてはいけません。
そんな停留所はどんな駅なのか、具体的に見てみましょう。
停留所!それは乗降だけの駅
出発信号機が無い、停留所。
停留所は、棒線駅(ぼうせんえき)とも呼ばれます。
乗客の乗降だけの為の、シンプルな駅です。
棒線駅は、ローカル線に多く存在します。
停留所にはホームが1つだけで、線路も1つだけ。
1つの線路しか無いので、上りの列車も下りの列車も同じ線路を使います。
列車同士がぶつからない様に、1区間には1列車しか入れません。
上りと下りの列車がすれ違うためには、停留所から離れた、信号場という場所を使います。
信号場では、部分的に線路が2つになっています。
その信号場で、片方の列車が待機。
逆方向の列車の通過を待って、再び走り始めるのです。
停留所と停車場!その違いは?
鉄道には、停留所と似た言葉があります。
停車場です。
その停車場と停留所の違いを見ていきます。
停車場のなかの駅のなかの停留所
停留所は、駅のひとつの形でした。
一方の停車場(ていしゃじょう・ていしゃば)は、駅を含む言葉です。
停留場=車両が止まる場所で・・・。
停車場は、駅+信号場+操車場を意味するのです。
そのため、停車場という大きな枠の中に駅が含まれ、その駅の枠の中に停留所が含まれます。
乗降しない信号場
停車場のなかの信号場は、先ほど出てきましたね。
電車がすれ違うために単線(1つ)の線路が2つになっている場所です。
信号場は、特急列車が普通列車を追い抜いて行くポイントでもあります。
特急列車に追い抜かれる時、普通列車は信号場で待機しています。
信号場は、あくまでも列車を入れ替えるための場所。
乗客の乗り降りは、ありません。
操車場とは?
さて、停車場にもう一つ含まれる、操車場。
こちらでも乗客の乗降はありません。
操車場では、列車の整備や清掃が行われます。
また、客車や貨物列車の車両の組み換えも行われます。
次の出番を待つ車両の車両基地としても使われているんですよ。
ローカル線の旅に、出たくなりました。
郷愁を誘う風景。
その土地の料理を、その土地の風の中で口にしたいです。