「駅と停留所って、どんな違いがあるの?」
停留所とは、バスだけの言葉ではありません。
鉄道にも停留所があるんですね。
では、駅と停留所との違いは一体どこに?
さっそく、見ていきたいと思います。
鉄道の停留所とは、一体どんな場所なのか?
そこが見所になってきます。
- 駅と停留所!違いはコチラ
- 停留所!それは乗降だけの駅
- 停留所と停車場!その違いは?
といった話題で、お話します。
駅と停留所!違いはコチラ
駅と停留所との違い。
まず駅は、乗客や貨物の出入り口ですね。
対して停留所とは、出発信号機のない駅のことです。
では、出発信号機とは・・・?
駅と停留所の違い!出発信号機とは?
駅と停留所との違いのポイント、出発信号機。
この出発信号機とは、列車の運転士が見る信号機です。
車両を発車して良いか、確認する信号機なんですね。
出発信号機が赤ならば、車両を発車させてはいけません。
そんな停留所はどんな駅なのか、具体的に見てみましょう。
停留所!それは乗降だけの駅
出発信号機が無い、停留所。
停留所は、棒線駅(ぼうせんえき)とも呼ばれます。
乗客の乗降だけの為の、シンプルな駅です。
棒線駅は、ローカル線に多く存在します。
停留所にはホームが1つだけで、線路も1つだけ。
1つの線路しか無いので、上りの列車も下りの列車も同じ線路を使います。
列車同士がぶつからない様に、1区間には1列車しか入れません。
上りと下りの列車がすれ違うためには、停留所から離れた、信号場という場所を使います。
信号場では、部分的に線路が2つになっています。
その信号場で、片方の列車が待機。
逆方向の列車の通過を待って、再び走り始めるのです。
![](https://lets-go-adventure.com/wp-content/uploads/2019/09/1626052-compressor.jpg)
停留所と停車場!その違いは?
鉄道には、停留所と似た言葉があります。
停車場です。
その停車場と停留所の違いを見ていきます。
停車場のなかの駅のなかの停留所
停留所は、駅のひとつの形でした。
一方の停車場(ていしゃじょう・ていしゃば)は、駅を含む言葉です。
停留場=車両が止まる場所で・・・。
停車場は、駅+信号場+操車場を意味するのです。
そのため、停車場という大きな枠の中に駅が含まれ、その駅の枠の中に停留所が含まれます。
乗降しない信号場
停車場のなかの信号場は、先ほど出てきましたね。
電車がすれ違うために単線(1つ)の線路が2つになっている場所です。
信号場は、特急列車が普通列車を追い抜いて行くポイントでもあります。
特急列車に追い抜かれる時、普通列車は信号場で待機しています。
信号場は、あくまでも列車を入れ替えるための場所。
乗客の乗り降りは、ありません。
![](https://lets-go-adventure.com/wp-content/uploads/2019/09/963022-compressor.jpg)
操車場とは?
さて、停車場にもう一つ含まれる、操車場。
こちらでも乗客の乗降はありません。
操車場では、列車の整備や清掃が行われます。
また、客車や貨物列車の車両の組み換えも行われます。
次の出番を待つ車両の車両基地としても使われているんですよ。
ローカル線の旅に、出たくなりました。
郷愁を誘う風景。
その土地の料理を、その土地の風の中で口にしたいです。