「鉄道と電車って・・・。」
「違いはどうなってるのかな?」
鉄道と電車。
その違いには、どんなポイントがあるのでしょうか。
さっそく、見ていきましょう。
- 鉄道と電車!違いはあるの?
- 鉄道の歴史
- 電車の仕組みは?
という感じの話題で、お話します。
鉄道と電車!違いはあるの?
鉄道と電車の違い。
まず鉄道とは、線路・踏切り・駅を含む列車を走らせる仕組み。
そして電車とは、電気の力で動く列車という違いがあるのです。
鉄道と電車の違い!鉄道の仕組みは?
鉄道と電車の違い。
まず鉄道の仕組みは、車両の下にレールがあります。
このレールの上を、電力や蒸気などの動力を使って列車が走るのです。
列車が運ぶのは、乗客や貨物。
列車が走る軌道上には、人や車が横断するための踏切があります。
さらに人の乗り降りや、貨物のためにの駅が必要です。
鉄道には人や物を大量に運べるというメリットがあります。
加えて、車に比べて自然環境に優しい輸送機関と言えます。
鉄道の歴史
鉄道の歴史は、1825年に遡ります。
世界初の鉄道は、イギリスで開業しました。
イギリスは18世紀中盤に産業革命が起こり、一気に技術革新が起こった国です。
走る列車は電車ではなく、蒸気機関車でした。
蒸気機関車の燃料は石炭。
石炭を燃やして水を熱湯にします。
熱湯が蒸気を生み、その蒸気の力で車輪を回すのです。
日本で鉄道が開通したのは1872年のこと。
新橋と横浜が、イギリス製の蒸気機関車で結ばれました。
そして、日本初の電車は京都で走りました。
1895年、路面電車でした。
さらに、東京で日本初の地下鉄が。
1927年に上野と浅草がつながりました。
新幹線が開通したのは、1964年の事です。
東京オリンピック開催直前のスタートでした。
鉄道と電車の違い!電車の仕組みは?
鉄道と電車の違い、今度は電車の仕組みです。
電車に電気がやってくる!
電力会社で発電された電力は、変電所を通じて電車までやって来ます。
電車は、上部の電線から電気をもらっています。
電車と電線をつなぐ部分は、パンタグラフという名前です。
このパンタグラフは、伸び縮みします。
電車の屋根と電線の、高低差をカバーするためです。
電気はモーターを動かし、電車の車輪を回します。
電車の車輪は、内側が出っ張っています。
その理由は、脱線しないようにする為です。
電車のATSとは?
線路には、ATSという装置がついています。
ATSは、電車を自動停止させる装置です。
線路には、踏切などに信号が付いています。
電車が赤信号で進もうとすると、ATSが反応。
運転席のブザーが鳴って知らせてくれます。
そのブザーを無視して進もうとすると・・・。
自動的にブレーキがかかる仕組みになっています。
電車の種類
一口に電車と言っても、種類は1つではありません。
大都市の地上の渋滞を緩和する、地下鉄。
車と一緒に走る、路面電車。
車から路面電車に乗り換えれば、排気ガスを減らすことが出来ます。
さらに、モノレールも電車です。
レールが1本(単一・モノ)なので、モノレールという呼び名です。
モノレールは、レールの上を走るものと、レールの下を走るタイプに分かれます。
電車の旅、駅弁を食べながらが良いですね。
その土地の名産品を、車窓の風景を眺めながら頂く。
とっても贅沢な時間です。