「銀河と宇宙って・・・。」
「違いはどんな事なのかな?」
はるか彼方まで広がる宇宙。
夜空を見上げると私達の悩みなど、ちっぽけな事に思えます。
この宇宙、銀河との違いは何なのでしょうか。
さっそく、見ていきましょう。
- 銀河と宇宙!違いはコチラ
- 銀河と銀河系!違いはあるの?
- 銀河系は天の川
といった話題で、お話します。
銀河と宇宙!違いはコチラ
銀河と宇宙。
その違いは、圧倒的な大きさの差と言って良いでしょう。
なぜなら、銀河は宇宙のなかに無数に存在しているからです。
銀河と宇宙の違い
銀河と宇宙の違いで、まず宇宙とは。
宇宙とは、地球の外側のすべての空間を意味する言葉です。
そして銀河とは、その宇宙のなかに無数に存在している星の大集団。
宇宙に存在する銀河の数は、数千億と予想されています。
銀河の中の恒星
最小級の銀河でも、太陽のように光り輝く恒星が1000万個あります。
そして最大級の銀河には、100兆個もの星たちが群れをなしています。
なんだか、途方もない数ですね。
東京都の人口が1400万人弱。
地球の人口が75億人、という数字でなんとか、イメージ出来るような、出来ないような。
銀河と銀河系!違いはあるの?
「じゃあ、銀河と銀河系って同じ意味?」
今度は、銀河と銀河系の違いです。
それは、太陽系が含まれている銀河の名前が銀河系です。
銀河系は銀河の一つ
宇宙のなかに、数千億個も存在する銀河。
そのうちの一つが銀河系です。
この銀河系の中には、太陽のように輝く恒星が1000億個もあると言われています。
銀河系の大きさは、10万光年。
銀河系の端っこで光った光が、逆側の端に届くまでに10万年もかかるのです。
銀河系のなかの太陽系
私達の暮らす地球は、銀河系に所属する太陽系のなかの惑星です。
地球は土星や木星と同じように、太陽の周りを回っています。
太陽系の惑星は、太陽から近い順に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星と続きます。
これらの星々のあいだに小惑星があったり、惑星に近い存在の、準惑星と呼ばれる冥王星などの星たち。
それが、太陽系と呼ばれる集団です。
たくさんの彗星たちも、太陽の重力に捕らえられている、太陽系の一員です。
銀河系は天の川!
銀河系の大きさや形状、そして銀河系のなかでの太陽系の位置。
それを知ると、銀河系=天の川という事が分かってきます。
銀河系は渦巻き型
銀河系の1000億個もの星たちは、渦巻状になっています。
平べったい、円盤のような形です。
こんな形です。
銀河系には、中心部に多くの星が集まっています。
恒星たちで大混雑、という感じです。
太陽系は銀河系のどの位置に?
太陽系は、銀河系の渦巻きの中心から離れた、端の方にあります。
そして他の星たちと同じように、銀河系の中を回っています。
地球が太陽の周りを回っているのと同じですね。
太陽系が銀河をグルッと1周するには、2億5000万年もの時間がかかるんですよ。
銀河系が天の川なのです!
銀河系の端に位置する地球(太陽系)。
その地球で夜空を見上げると・・・。
そこには銀河系の中心部に集中する、無数の星たちが輝いています。
この銀河系の中心部の星たち。
それが、天の川なのです。