「挨拶とは何?」
「挨拶をする意味は?」
挨拶は、いろいろなものがあります。
朝はおはようで、
昼はこんにちは。
ご飯を食べる時には、いただきます等々・・・。
ここでは、そのような挨拶の意味や目的について、お話させていただきます。
それでは早速、
- 挨拶とは何か?その意味はコチラ
- 挨拶の目的は世界共通!
- 挨拶の意味!それを語源から探る
という順で見ていきましょう。
挨拶とは何か?その意味はコチラ
挨拶とは何か?
それは、どんな意味を持つことなのか。
挨拶が持つ意味
挨拶が持つ意味は、自分の
「あなたに親しみを感じる!」
「良好な関係でいたいです。」
という気持ちを相手に伝えることです。
挨拶とは何か?それは、互いの関係を円滑にするためのものなのです。
挨拶する時は、表情が大事です。
笑顔で挨拶しましょう。
相手に気持ち良くなってもらうのです。
逆に、無表情の挨拶は、相手に対する甘えではないでしょうか。
「私の事をわかってくれているから、大丈夫。」そんな甘えがあると、挨拶される側にはストレスが溜まり、関係が悪くなってしまいます。
「おはようございます!」
「今日もよろしく!」
そんなふうに、元気な挨拶を。
元気な挨拶は、相手に対する思いやりです。
体の動きでも、挨拶の印象をアップできます。
頷きながら、手を上げたりしながらの挨拶で、相手に気分良くなってもらいましょう。
挨拶で意思を伝えよう
挨拶が、悪い効果を生むことがあります。
すると、挨拶する意味がなくなってしまいます。
それは、挨拶と行動が伴っていない場合です。
挨拶=意思表示です。
例えば、「いただきます(頂戴します)」と、相手から物をいただいた時。
この時、もらった分か、それ以上の行動やお返しで、相手に喜んでもらいたいのです。
挨拶とは、良好な関係をつくるために行う行為ですからね。
「いただきます」は、食事の時にも使う言葉です。
この時、料理を作ってくれた人に感謝です。
加えて、食材をいただいた自然に感謝。

挨拶で、感謝の気持ちを伝えましょう。
家族や友達、仕事仲間、クラスメイトや先生への「ありがとう(ございます)」の挨拶を。
フィリピンの人たちが、目上の人にする挨拶があります。
それは、目上の人の手を取って、自分の額につける、という挨拶です。
この挨拶の意味は、目上の人に対する敬いの気持ちの表現です。
敬う気持ちを表したのですから、普段から目上の人の役に立つ行動を心がけなければ意味がありません。
挨拶の目的は世界共通!
挨拶とは相手との関係をより良くするためのもの。
その目的は、どこの国でも一緒です。
「あなたは仲間!」
そんなことを表現し合う目的を、挨拶は持っているのです。
最近、野球の試合でちょくちょく見られる様になった挨拶があります。
それは、グーの形にした手をちょこんと合わせる、という挨拶です。
この挨拶、元々はジャマイカの人が行なっていたものです。
グーにした互いの手を合わせることで、友情や団結心を確認し合うのです。
この挨拶がフォアザチームの動きに繋がれば、勝利が見えそうです。
海外の挨拶
海外では、それぞれの国ごとに挨拶の方法が様々です 。
この挨拶に共通する目的は、関係を大事にしたいという思いです。
ほっぺたをくっつけて抱きあう挨拶は、ヨーロッパの人々。
両手を合わせて挨拶するのは、インドやネパール、タイの方々。
鼻と鼻をくっつける挨拶があるのですが、どこの国の人々だと思いますか。
それは、ニュージーランドにもともと住んでいる、マオリの人々の挨拶なんですよ。
お辞儀という頭を下げる挨拶日本人なら当たり前の挨拶ですが・・・。
世界的には結構珍しいものです。
珍しい挨拶だからこそ、海外に進出した日本のプロスポーツ選手がパフォーマンスとして行うんですね。
挨拶の意味!それを語源から探る
挨拶の言葉の意味を、語源からそれぞれ見てみましょう。
例えば「ただいま帰りました」が語源となっている挨拶言葉が「ただいま」です。
他の挨拶もサクサク見ていきますね。
「おはよう」は「お早う」
おはようの語源を見てみましょう。
まず、「お早い出発ですね」という挨拶が「出発、お早う(おはよう)ございますね」と表現され、
さらに短くなって、「おはよう」と言われるようになりました。
「こんにちは」は「今日は」
次は「こんにちは」の語源です。
この挨拶は「今日(こんにち)は、きっと良い日になりますよ」が短くなって、
「こんにちは!」になりました。
相手のハッピーを願う素敵な挨拶言葉ですね。
「ありがとう」は「有難う」
さらに、「ありがとう」は「有り難う」という漢字を使いますね。
これは元々、有り難し(ありがたし)という言葉です。
「こんなに嬉しいこと、めったにない!」という意味で、有り難しなのです。
「いただきます」の語源は?
目上の人から物をもらう時の様子が語源となっている挨拶があります。
そうです。「いただきます」です。
「いただきます」は、「頂きます」と書きますね。
この頂きは、高いところを指す言葉です。
山の頂(いただき)という様に使われますね。
その感じで、目上の人を見上げながら物をいただくのです。