「バスケのシュートって・・・。」
「回転は、どんな感じかな?」
バスケのシュート。
このシュートボールの回転で、意識する事はあるのでしょうか。
それは、ボールにバックスピンをかけることです。
それでは早速、このバックスピンのかけ方から見ていきましょう。
後半では、シュートに回転をかけるメリットを解説します。
バスケのシュート!回転はバックスピン
バスケでシュートを打つ時。
リリースするボールにかける回転は、バックスピンです。
「バックスピンって、どんな回転?」
バックスピン=逆回転です。
バックスピンをかけた時の回転は、空中のボールが、自分に向かって転がってくる向きです。
シュートの回転!かけ方は?
バックスピンのかけ方を、具体的に見ていきましょう。
右手でのシュートを例にします。
右の手のひらにボールをセットしたら・・・。
シュートを打つ動作の中で、手のひらの上のボールを、指先まで転がしていきます。
この転がる回転を止めず、ボールを離す時に手のひらを返してバックスピンをかけましょう。
バスケのシュート!回転をかけるメリットは?
「バスケのシュートって、バックスピンをかけるんだね。」
「でも・・・、どうして回転をかけるの?」
バスケのシュートに回転をかけるメリットは、2つあります。
まず、軌道の安定。
そして、衝撃の吸収です。
シュートの軌道を安定させよう
シュートしたボールの回転は、軌道の安定につながります。
「回転しなかったら、どうなるの?」
軌道が安定しない例で、分かりやすい事があります。
それは、サッカーの無回転シュート。
この無回転のボールはゆらゆらと揺れながら進みます。
無回転のボールは、キーパーの手からが逃げていきます。
それがバスケのシュートだったらどうでしょうか。
無回転シュートでは、ボールがゴールから逃げてしまう事に。
衝撃を吸収させよう
逆回転をかけてシュートしたボールには、リングに弾かれ(はじかれ)にくいというメリットが生まれます。
逆回転のボールがリングに当たると、その回転によって衝撃が吸収されます。
リングに弾かれず、ボールは真上に低く上がるんですよ。
小さなバウンドであれば、シュートが入る可能性がアップするのです。
この衝撃の吸収は、逆回転の場合だけです。
順回転の場合は、ボールがバックボードに強く当たって弾かれます。
順回転は、ボールが前に進む力を加速させてしまうのです。
もちろん、シュートは入りません。