「バスケのパスって・・・。」
「コツ、ある?」
バスケのパスの中で、基礎となるのはチェストパスです。
この記事では、そのチェストパスを切り口として、バスケのパスのコツを見ていこうと思います。
チェストパスのやり方のコツは、重心を落とすということ。
さらに手のひらを使わない、そして脇を閉めるという事がポイントになります。
それでは早速、チェストパスのコツを具体的に見ていくことにしましょう。
バスケのパスのコツ!チェストパスのやり方は?
バスケのチェストパスは、まずボールを両手で持ちます。
そして、胸の前から相手に向かってパスするのです。
このチェストパスのコツは・・・。
チェストパスのコツ
チェストパスのやり方で、ポイントになるのは手のひらです。
両手を使う、チェストパス。
実は、手のひらを使わないんですね。
手のひらを使わずに、10本の指だけでボールを持つのです。
先ほどチェストパスは、バスケのパスの基本と言いました。
実際に、バスケの全てのパスは、チェストパスと同じで手のひらを使いません。指先だけを使うのです。
脇を閉める
チェストパスを出すとき、ヒジを張らないというコツがあります。
脇を閉めながらパスを出すのです。
「そんなのムリ・・・。」はじめは、皆がそう思います。
脇を閉めると、体が強張る感じを受けるのです。
それでも、脇を閉めてチェストパスを出し続けましょう。
いつの間にか、それが当たり前になります。
チェストパスを出しながら、手のひらを外側にしていくという意識を持ちましょう。
そうすると、脇を閉めるという意味が分かるのではないか、と思います。
チェストパスのやり方
ここまでのコツを踏まえた上で、チェストパスのやり方を、順番に解説します。
①重心を落とす
重心を落とし、パス相手をしっかりと見ましょう。
重心を落としていれば、パスしたボールにきちんと力が加わります。
また、重心が落ちていないと、パスの後すぐに体を動かす事ができません。
②片足を踏み出す
片足を踏み出します。
重心は落としたままです。
ここで注意したいのが、上半身はかがみ込まないという事です。
重心を落とす、というのは腰の位置を下げるという事で、前かがみになるという事ではないのです。
③ボールをリリース!
体重を前足に乗せて、ボールを放ちます。
両腕はパス相手に向かって真っすぐ伸ばしましょう。
この時、ヒザやつま先もパス相手に向けましょう。
体全体がパス相手に向いているのです。
④両手の親指は下向きに
パスを出した後、両手の親指は下向きになります。
それは、ボールにバックスピンをかけるからです。
ボールにバックスピンがかかっていると、パスの軌道が安定します。
また、バックスピンがかかったボールは、パスを受け取りやすいんですよ。
バスケのパスのコツ!攻撃的に
バスケのパスは、ここまで解説してきたチェストパスを基礎として、
- ワンハンドパス
- オーバーヘッドパス
- バウンズパス
といった種類のパスにレベルアップしていきます。
その次はさらに、
- アンダーハンドパス
- ノールックパス
- ビハインドパス
という上級者向けのパスも。
これらの基本的~上級者向けのパス、全てに共通するコツがあります。
パスは攻撃的に出そう!
バスケのパスは全て、攻撃的に出すべきだというコツがあります。
「シュートができないから、パスしよう。」「ドリブルの突破、ムリだからパス。」ではなく、
「このパスで、ディフェンスを崩してやる!」
という攻撃的なパスが有効なんですね。
そんな積極的なパスが、チームに勢いをもたらします。