「ハンドリングの練習って、どんな感じかな?」
バスケのハンドリングが上達する練習について、お話します。
バスケットボールを、自分の体を中心にしてグルグル回しましょう。
腰や頭、ヒザの周りをグルグル。
慣れてきたら、次は8の字でボールをグルグル。
ボールと触れ合う時間に比例して、ボールが体の一部になってくるのです。
それでは、さっそく見ていきましょう。
前半は、体の周りをグルグル。
後半では、股の間を8の字でグルグルです。
バスケのハンドリング練習!ボール回し
バスケの初心者も、バスケ歴が長い方も、ボールにたくさん触れましょう。
ここでは、ハンドリングの練習の基本、ボール回しについて解説します。
ボールハンドリングは、ドリブルの上達に欠かせません。
ハンドリング練習でバランス感覚を!
ハンドリングの練習で、ドリブルしている時のバランス感覚もアップします。
体のまわりを、グルグルとバスケットボールを回しましょう。
①腰のまわりをグルグル
まず、腰の周りを回しましょう。
右手から左手に渡してもいいし、その逆でもOK。
自分が回しやすい方向の回転から始めましょう。
ストレスなく、イージーな方からすスタートです。
慣れてきたら、逆回しも行います。
②顔のまわりをグルグル
腰のまわりをグルグルしたら、次は顔のまわりです。
腰と同じように、右回し、左回しを行いましょう。
③ヒザのまわりも!
さらに、かがんでヒザのまわりもボール回しです。
体全体で、ボールと仲良くなりましょう。
④場所を移しながら
ボールをグルグル回しながら、回転させる場所を移していきます。
頭から腰、ヒザ、といった感じで、流れるように場所を移していきましょう。
そのスピードも、どんどんアップです。
ボールを見ずに練習
ボールの可動域が広がれば、バスケのプレイにも幅が出ます。
今まで使っていなかった部分の、筋肉が目覚めてくるのです。
そのうち、もともと得意だった回転の方向も忘れてしまうでしょう。
グルグル回しのハンドリング練習は、ボールを見ないで行いましょう。
ボールを見ながらのドリブルだと、ディフェンスにボールを奪われてしまいます。
また、コート全体の状況も把握できません。
バスケのハンドリング練習!8の字回し
バスケのハンドリングの練習、次はボールの8の字回しです。
8の字で回す場所。
それは、股の間です。
ハンドリング練習!股の間
具体的な練習例を見てみましょう。
①右手にボールを
腰を落とし、右手でボールを持ちましょう。
右足の前です。
②左手に渡す
股のあいだにボールを通し、左手で受け取ります。
受け取るのは、左足の後ろです。
③ボールを左足の前へ
左足の外側を通過させ、ボールを左足の前まで持ってきます。
④右手に渡す
股のあいだにボールを通し、右手で受け取ります。
受け取るのは、右足の後ろです。
⑤ボールを左足の前へ
右足の外側を通過させ、ボールを右足の前まで持ってきます。
これで、ボールが1周しました。
あとはこのまま、何周も何周も、回しましょう。
逆回転にも挑戦!
慣れてきたら、逆回転にも挑戦しましょう。
上の例では、体の前から後にボールを渡していました。
それを逆に、後ろから前へと手渡しです。
この逆回しのメリットは、体の後面でボールを扱うテクニックのアップです。
ここでも、視線はコート全体に目を配りながら。
練習中なら、
「今、皆はどんな感じで練習しているのかな?」
「監督はどうしてる?」
といった感じです。
これは、ゲームでの状況確認の練習にもなります。