「バスケのポジションって・・・。」
「それぞれの動き方は、どんな感じなの?」
バスケのポジションは5つ。
チームの5人には、それぞれ別のポジション名があります。
今回は、その5つのポジションの動き方を見ていこうと思います。
バスケのポジションは5つ!その動き方は?
まず、バスケのポジションにはそれぞれ番号が付いています。
バスケのポジション名は
- 1番・・・PG(ポイントガード)
- 2番・・・SG(シューティングガード)
- 3番・・・SF(スモールフォワード)
- 4番・・・PF(パワーフォワード)
- 5番・・・C(センター)
と、なっています。
ざっくりと、1番のポジションから数字が大きくなるほど、身長が高くなっている感じです。
それが、各ポジションの動き方に反映されているんですね。
ポジションごとの動き方を見ていくと、その理由が分かると思います。
ポイントガード(PG)の動き方
まず、1番のポイントガードの動き方です。
ポイントガードの定位置は、センターラインとフリースローラインの間の場所です。
3ポイントラインの外側ですね。
この位置からは、コート上が一目で見渡せます。
その場所でポイントガードは、チームの指揮者としての動き方をします。
コート内の監督と言っても良いでしょう。
例えば「相手が疲れているぞ!」という感じでチームを鼓舞(こぶ)。
または、「相手をかき回そう、速攻で一気に攻めるぞ」といった具合に、チームを導きます。
ちなみに、ポイントガードのポイントとは、示すという意味です。
戦略の示す、コート上の監督なのです。
得点するという意味の、ポイントではないんですね。
シューティングガード(SG)の動き方
次は、シューティングガードの動き方です。
このシューティングガードの定位置は、スリーポイントラインの少し外側。
先述のポイントガードはコートの真ん中にいましたが、シューティングガードは斜めの位置にいます。
ゴールから左右45°の角度の場所です。
その場所を定位置として、シューティングガードは3ポイントを積極的に狙います。
3ポイントを警戒して相手ディフェンスがピッタリと近づいてくれば・・・。
ドリブルでディフェンスを抜き去って、シュート!
スモールフォワード(SF)の動き方
次は、スモールフォワードの動き方です。
スモールフォワードの定位置は、ゴールに向かって斜め45°の位置です。
先ほどの、シューティングガードの向かい側です。
スモールフォワードの動き方は、オールマイティーです。
まず、ガードの2人が行うボール運びやボール回しの手伝いを。
アウトサイドからは、スリーポイントシュートやミドルシュートを放ちます。
さらに、インサイドのプレイにも積極的に参加。
リバウンドも取りにいきます。
パワーフォワード(PF)の動き方
パワーフォワードの動き方です。
パワーフォワードの定位置は、インサイドがメインになります。
オフェンスの時は、制限区域の少し外側に立ちます。
※バスケの「制限区域」とは、ゴール近辺の長方形の区域です。 オフェンス側は、制限区域のなかに、3秒以上滞在してはいけません。
このパワーフォワードの動き方は、リバウンドなどのインサイド。
時には、ミドルシュートも打てなければいけません。
点取り屋のスモールフォワードに得点させるため、スモールフォワードのディフェンスの進路をブロックする事も。
この動き方はスクリーンプレーと呼ばれます。
自分の体をスクリーン(壁)にして、味方をフリーにしているのです。
センター(C)の動き方
最後は、センターの動き方です。
センターの定位置は、ゴールに近い相手と押し合う場所です。
センターは、チームの中心にドスンと構える大黒柱と言えます。
センターの動き方は、リバウンドを中心としたインサイドプレーです。
また、センターは攻撃の起点となる動きもします。
インサイドでボールをもらい、相手チームのディフェンスが寄って来たら、味方にボールをさばくのです。
さらに、センターはパワーフォワードとのスクリーンプレーも行います。
2人が協力して、どちらかがインサイドでフリーになるのです。