「バックロールターンって、どんな風にすればいいの?」
バスケのドリブルの技、バックロールターン。
これは体を360°くるっと一回転させて、ディフェンスを抜き去る技です。
ここでは、このバックロールターンのやり方のコツを解説します。
では早速、詳しくお話しします。
バックロールターン!やり方のコツ
バスケのバックロールターンのコツを、具体的に見ていきましょう。
左手ドリブルからのやり方を、例として取り上げます。
そのコツは、
- 回転をコンパクトに
- 先行して「顔」を前に向ける
- 左足を一気に前方へ
- 重心を低く保つ
というものです。
バックロールターン!やり方の例
左手ドリブルからの、バックロールターンのやり方を見ていきましょう。
①右足を軸にして回転!
まず左手でドリブルをしながら、右足を軽く踏み出します。
その右足を軸足にして、反時計回りで体を回転させ始めましょう。
ここで回転をコンパクトにしよう、という意識を持つのがバックロールターン成功のコツです。
そのために、左手のボールは体に引き寄せておきましょう。
②左足を引き寄せる
体が180度回転したら、今度は左足を体の近くまで引き寄せます。
これも、コンパクトな回転のためです。
左足が大きく外に開いていると、回転が遅くなってしまうんですね。
この状態でも、まだボールは左手で持っています。
③先行して「顔」を前に向ける
ここで、バックロールターン成功のコツの2つ目です。
180度回転して、体は後を向いていますが・・・。
顔を先行して前に向かせます。
顔が進行方向を向くと、前方の状況がチェックできるのです。
「自分のマークマンはどうしている?」
「コートの状況はどうなっている?」
と、前方の情報収集を行います。
それが分かることによって、次の動きがスムーズになり、体のバランスも取りやすくなります。
左手のボールは、体が前を向く頃に空中で右手に持ち替えます。
④左足を一気に前方へ!
バックロールターンのやり方のコツ、3つ目です。
それは、体が前を向いら左足を一気に前方へ出すという事です。
コンパクトに素早く回転した勢いを、そのまま左足に乗せてしまいましょう。
左足を前に出しながら、一緒に重心も一気に前方へ。
右手に持ったボールも、強く前方に突き出しましょう。
そのまま、高速ドリブルのスタートです。
バックロールターンを使う場面は?
「バックロールターンって・・・。」
「どんな場面で使えばいいの?」
バックロールターンを使うのは、こんな場面です。
まず、ディフェンスがボールを奪いにきた時。
さらに、自分のドリブルのラインを、ディフェンスが完全に塞いでいる時です。
そんな時に、バックロールで体を360度回転!
相手ディフェンスを抜き去ってしまいます。
バックロールターンのやり方のコツ、まだありました。
それは、体を回転させている時に、腰の高さ低く保つという事です。
また、体の回転中に重心が上下するとスピードが遅くなってしまいます。
重心は、低い高さで安定させましょう。