「バスケのフォワードって、1人じゃないんだ!?」
バスケのフォワードには、2つのポジションが存在します。
まず、スモールフォワード。
このポジションはチームの花形プレイヤー。点取り屋としての動き方が求められます。
そしてもう一つのポジションはパワーフォワード。
こちらは、インサイド中心の動き方をします。
この記事では、これら2人のフォワードの
動き方と役割
について、それぞれ解説していきます。
バスケのフォワードの動き方!スモールフォワードの場合
バスケのフォワードの動き方。
まずはスモールフォワードから始めます。
スモールフォワードの基本ポジションは、ゴールから斜め45度のあたり。
スモールフォワードは点取り屋ですので、常にゴールを狙う動き方が求められます。
スモールフォワードの動き方と役割
チームのエースの役割をもつ、スモールフォワード。
点を取るために、シュートが打てる場所でボールをもらう動き方をします。
ぼんやりとした気持ちでパスを受けても、相手のハードチェックに負けてしまいます。
相手も点取り屋に対する、気合のディフェンスをしてきます。
その厳しいマークをかいくぐる為、味方の体を壁(スクリーン)として使いましょう。
マークを外し、自分のディフェンスを置き去りにするのです。
そうすればシュート圏内でフリーになり、パスをもらえます。
優位に立ったオフェンスが仕掛けられますね。
このような動き方ができれば、自分のチームは勝利に大きく近づきます。
スモールフォワードの役割!オールラウンダー
バスケのスモールフォワードの役割は、オールラウンダーとしての動き方も必要です。
例えば、
- 速攻
走力が必要 - アウトサイドのシュート
シュート力 - インサイドへの切込み
シュートorアシストパス - インサイドプレー
強い体力 - リバウンド
強いジャンプ
といった感じです。
アウトサイドでもインサイドでも、強く機敏な動き方をするのです。
もちろん、点を取るためのシュート力も必要です。
スモールフォワードに必要なシュート練習
点を取るために、スモールフォワードはシュートの練習を地道に行いましょう。
ハードチェックにあっても、点取り屋は自力で得点できるスキルが必要です。
特に、試合のターニングポイントとなる場面。
そこでは、エースが力ずくでも得点して試合の流れを引き寄せるのです。
シュート力がアップすると、自分以外の選手にも得点させることが可能になります。
シュート力があるプレイヤーにボールが渡れば・・・。
ディフェンス側は、その選手を重点的に守ります。
すると、味方チームはフリーの選手を作りやすくなるんですね。
そこにも、得点のチャンスが生まれるのです。
バスケのフォワード動き方。
スモールフォワードの次は、パワーフォワードです。
パワーフォワードは、まさにパワーが必要なポジションです。
このポジションには熱い心が求められます。
バスケのフォワードの動き方!パワーフォワードの場合
バスケのパワーフォワード。
プレーするポジションは、インサイドが多くなります。
ミドルレンジから、ぐいぐいと相手をパワーで押し込みます。
パワーフォワードの動き方
強靭な体力が求められる、パワーフォワード。
インサイドでも、当たり負けしない動き方ができないといけません。
走れる体の上に、筋力トレーニングも重要な練習になります。
パワーフォワードには、「勝ってやる!」という情熱が求められます。
特にゴール下は、押し合い&へし合いです。
気持ちで負けているようでは、リバウンドを奪うのが難しくなります。
パワーフォワードの役割
バスケのゲームのなかで、パワーフォワードにはセンターと同じ役割が求められます。
インサイドプレー、そしてリバウンドとるという役割です。
リバウンドを取るために、ブロックアウトという技術があります。
このブロックアウトは、自分の体を壁として使います。
ブロックアウトして、相手オフェンスのゴール下への侵入を阻止するのです。
完璧にブロックアウトできると、ジャンプ無しでリバウンドが取れることが。
リバウンドの強いインサイドプレイヤーは、味方のシュート決定率を上げる力を持っています。
それは、シュートするプレイヤーに「外しても、リバウンドを取ってくれる」という安心感を与えられるからです。
そんな信頼を得られれば、チームがうまく機能する様になります。
パワーフォワードとスモールフォワードの動き方
パワーフォワードとスモールフォワードの、協力した動きで、点を取ることが可能です。
2人でスクリーンをかけ合うプレーが有効です。
自分の体を壁として、味方選手のディフェンスの進行方向を遮る、スクリーン。
スクリーンを使って点取り屋のスモールフォワードをフリーに。
逆に、インサイドで強みを発揮するパワーフォワードで点を取りにいっても良いでしょう。
フォワードの2人のスクリーンプレーが出来るスペースを確保しましょう。
敵と味方が密集したスペースでは、2人のスクリーンプレーが、潰されてしまいます。
他の3人のプレイヤーは、左右どちらかのサイドに集まります。
そうすると、逆のサイドでフォワード同士で2対2をするスペースが生まれるのです。