「バスケのスクリーンって、なに?」
- バスケのスクリーンとは何か
- スクリーンアウトとの違いは?
- スクリーンの種類は?
- スクリーンのやり方やコツは?
- 反則にならないスクリーンのかけ方は?
そんな疑問を解決していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
まず、スクリーンとは壁でした。
バスケのスクリーンとは
バスケのスクリーンとは、オフェンスの選手が味方の選手のために、自分の体を壁(スクリーン)として使う技術です。
味方の選手は、この壁の近くをすり抜けることでディフェンスの選手を壁にひっかけ、フリーになることができます。
バスケのスクリーンとスクリーンアウト
「あの・・・。」
「スクリーンとスクリーンアウトって、同じ?」
バスケットボールでは、スクリーンとスクリーンアウトとは違う意味として使われます。
まずスクリーンとは、上で説明したようにフリーの選手を作る目的で壁を作ること。
そして、スクリーンアウト。
こちらは、リバウンドを取るための壁です。
リバウンドのポジションに入られない様に、自分の体を壁として敵の進路をふさぐのです。
バスケのスクリーン!やり方のコツは?
バスケのスクリーン。
やり方のコツは、胸か股のあたりで腕を組むということです。
この動作で、「自分は反則をしていません。」ということをアピールすることができます。
相手に手を出していないので、反則になりにくいのです。
また、腕を組むことで相手が強く接触してきた場合のケガの防止にもなります。
これはファウルの防止であり、相手の当たりから身を守るクッションでもあります。
スクリーンのかけ方のコツとして、止まるということも反則の防止になります。
これは、止まって壁になることは許されているからです。
逆に、動きながら壁になっても、それはぶつかったと、みなされて反則になってしまいます。
バスケのスクリーン!種類は4つです
バスケのスクリーンで得点に直結するものを紹介します。
まず、ボールを持たない選手同士が行うものが2種類。
そして、ボールを持った選手が行うものも2種類あります。
合計で、4種類です。
ボールを持たない選手同士が行うスクリーンでフリーの選手を作れば、得点のチャンスにつながります。
その2種類のスクリーンはそれぞれ
- ダウンスクリーン
- バックスクリーン
と、呼ばれています。
ボールを持った選手が行うスクリーンも2種類。
そのスクリーンはそれぞれ、
- インサイドスクリーン
- アウトサイドスクリーン
と呼ばれ、2人のコンビネーションで得点を狙います。
それでは、その4つの種類のスクリーンのやり方を、次の章で見てみましょう。
バスケのスクリーンの種類とやり方
「4種類のスクリーン・・・。」
「やり方は?」
バスケの4種類のスクリーン。
それぞれのやり方のコツをお話します。
スクリーンの種類①ダウンスクリーン
スクリーンの1種類目はダウンスクリーンです。
ボールを持っていない2人で協力し、フリーの選手を作ります。
一人は、ローポスト(制限区域の外側で、エンドラインの近く)に。
もう一人は、ハイポスト(フリースローライン付近)に位置をとります。
ハイポストの選手がローポストの選手のディフェンスに近づき、スクリーンをかけます。
ローポストの選手はこの壁の脇を通ってフリーになり、パスをもらってシュート!
フリーになる位置はインサイドでもアウトサイドでもOKです。
スクリーンの種類②バックスクリーン
スクリーンの2種類目はバックスクリーンです。
このスクリーンも、ボールを持たない選手同士で行います。
バックスクリーンは先ほどの逆です。
ローポスト(エンドライン側)の選手がハイポスト(フリースローライン付近)の選手に近づいてスクリーンをかけます。
ハイポストの選手は、作ってもらった壁(スクリーン)を利用してディフェンスを引き離します。
フリーになれたらインサイドでパスをもらってシュート!
スクリーンの種類③インサイドスクリーン
バスケのスクリーンの種類。
ここからは、ボールを持った選手が絡むスクリーンのやり方をお話します。
はじめは、インサイドスクリーンです。
このインサイドスクリーンでは、ボールを持った選手をフリーにします。
ボールを持った選手のディフェンスの進路に、壁(スクリーン)を作ります。
ボールを持った選手はドリブルで進みながら、ディフェンスを壁にひっかける感じで引き離します。
ボールを持った選手がシュートエリアでフリーになれば、それは絶好のシュートチャンスです。
スクリーンをかけた選手にも、シュートチャンスが訪れます。
なぜなら、スクリーンをかけた選手はスクリーンをかけられた選手よりも、ゴールに近い場所にいるのです。
スクリーンをかけた選手は反転してゴール方面を向きましょう。
攻撃に参加すれば、2対1の状況を作り出すことができます。
パスをもらってシュートができるチャンスを見逃す手はありません。
スクリーンの種類④アウトサイドスクリーン
バスケのスクリーン。
4種類目は、アウトサイドスクリーンです。
こちらも、ボールを持った選手が絡むスクリーンプレイです。
このスクリーンではなんと、ボールを持っている選手が壁を作る役割を担うのです。
ボールを持っている選手に向かって、味方が走り込みます。
走りむ選手は、ボールを持っている選手のギリギリ近くを通過。
ボールを持っている選手を壁として、自分ねディフェンスを振り切ります。
このすれ違い様に、ボールを持った選手は走り込んだ選手にボールを手渡します。
この流れで、フリーでボールを保持する選手が生まれます。
その後は、シュート打つなりアシストパスを出すなり、優位な状態でプレーをすることができます。
元々ボールを持っていた選手は、「ボールを渡さない」という選択肢を持っています。
ボールを渡すふりをしてシュートとするなど、自分が攻撃を仕掛けるのもアリです。